一昔前に比べて、情報化社会ともいわれている現代は、身の回りに電子機器があふれています。個人で所有するものだけでなく、社会的なシステムにも多く利用されているため、かなり身近なものであるといえます。
このような電子機器のなかには、必ずプリント基板というものが使われています。プリント基板は絶縁体と導電体のみで構成されていて、組み込まれた電子部品をつなぎあわせて回路を形成する大切な部品です。電子部品があふれている現代社会では、このプリント基板もいたるところで活躍しています。
最も身近なのは、携帯電話やパソコンでしょう。携帯電話はほとんどの人が所有していますし、パソコンも各家庭に1台はあるとされています。情報化社会の象徴ともいえる電子機器です。また、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジといった生活家電にもプリント基板は使われています。
社会的なシステムとしては、買い物の際のクレジットカードの決済や、交通機関のICカードなどが身近です。近年は役所などのシステムも電子化が進んでいるため、窓口処理などにおいても電子機器が使用されています。このように、目に見えにくい場所でもプリント基板はたくさん使われているのです。
電子化が進んでいくにつれて、プリント基板が使用されている機器に触れる機会はさらに増えていくことでしょう。
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