容疑者特定に至らず、3月30日に殺人未遂容疑での公訴時効が成立した
国松孝次・警察庁長官(当時)銃撃事件。
記者会見に臨んだ警視庁の青木五郎公安部長は、異例の「捜査結果概要」を公表した理由を述べた。
しかし、この中で、「容疑グループ」とするオウム真理教の元幹部や警視庁の元巡査長(44)ら8人が、事件に関与したことを明確に裏付ける証拠や証言はなく、識者からは『オウムを擁護するつもりはないが、
証拠もないのに、名指しするのは理解できない』との批判が上がっている。
また、報道陣からも『匿名とはいえ人権侵害ではないか』『一方的な発表は乱暴ではないか』といった質問が相次いだ。
オウム真理教といえば、これら一連の事件の起きる数年前、プリント基板業界でうわさになった事があります。
オウムが、基板工場を買収したという話…。
それも、千葉県の○○会社と、かなり具体的。
当時の世間一般はオウム自体、通常の宗教団体だと思っていたので、
宗教団体とプリント基板の製造とどんな関係があるんだ?
プリント基板の製造のノウハウがわからないだろう?
信者が従業員なら、人件費は安く済むんじゃないか?
利益を無視して、低価格のプリント基板を販売するんじゃないか?
など、うわさが業界を飛び交っていました。
真偽のほどはわかりませんでした。
しかし、その後の事件で宗教団体とは思えない山梨の工場設備などを見た時、あの時のうわさは本当だったのかなと思いました。